羅臼昆布23工程

Rausu Kombu 23 Process

1.とる

7月下旬から8月の昆布漁で2年ものの昆布を海底からねじりとる。

2.洗う

海水で昆布に付着した汚れを取る。

3.浜に干す

2~3日間、玉砂利の上に干し乾燥させる。

4.昆布を引っ張りながら根を切る

昆布が玉砂利にへばりつかないよう昆布の場所を少し移動させながら引っ張り根を切る。

5.よせる

昆布をとりこむ。
※昆布をとりこむ事を浜言葉で「よせる」という。

6.乾燥小屋に入れて仕上げる

昆布を乾燥機で乾燥させる。

7.仕上げた昆布を取り込む

乾燥した昆布をとりこむ。

8.頭干しをする

昆布の根の部分(頭)以外をむしろで覆い干す。

9.湿りを入れる

日が落ちてから昆布を浜に並べて夜露で湿らせる。

10.よせる

湿った昆布をとりこむ。

11.昆布を巻く

昆布が湿っているうちにシワを伸ばしながらしっかりと巻く。

12.一晩置く(奄蒸あんじょう

熟成させ旨味を引き出す。

13.昆布のし

巻いた昆布を伸ばす。

14.奄蒸

昆布の上に重石をのせ、熟成させて旨味を引き出す。

15.日入れ

天気の良い日に干して旨味を引き出す。

16.よせる

乾燥した昆布をとりこむ。

17.頭干し

頭の部分以外をむしろで覆い天日に干す。

18.よせる・奄蒸あんじょう

取り込んだ昆布の上に重石をのせて熟成させ旨味を引き出す。

19.ヒレ刈り

昆布の両サイドをハサミで切り形を整える。

20.奄蒸あんじょう

格子状に積み熟成させる。

21.ヒレと頭の箱詰め

ヒレと頭を箱に詰める。

22.選別

昆布1枚1枚を30以上の規格に選別する。

 

23.荷づくり

昆布を規格に沿って箱に詰め色テープをかけた後、厳しい製品検査を経て全国へ出荷。