羅臼昆布の特徴

The Characteristics of Rausu Kombu

羅臼昆布の部位

The Anatomy Of Rausu Kombu

赤葉

ヒレ刈り時に切り落とされた部分。ヒレ部分にもうまみが恐縮されておりしっかりと出汁をとることができる。

中帯間

切り出された肉厚な中心部。上質な出汁昆布として使用される。

頭/根昆布

粘りが強く出るのが特徴。昆布水や佃煮に使うのがおすすめ。

昆布の成長

Growth Of Kombu

昆布は2年かけて成長します。赤ちゃん昆布が成長して1年目のこども昆布になります。1年目の昆布は一度根元を残して枯れてしまいます。その後、急速に成長し2年目の大人昆布となり収穫されます。

天然昆布

Natural Kombu

岩礁に根を張り力強く生き抜く天然昆布。2年間ミネラル豊富な海で育ち、うまみ成分「グルタミン酸」を豊富に含み上質なダシ昆布として使用されます。

養殖昆布

Cultivated kombu

縄に種を付け、流水を避けるなどの手間をかけ2年間天然昆布と同じ海域で育てられます。ダシ昆布としてはもちろん、柔らかく甘みがあるのでそのままでも美味しく食べられます。

羅臼昆布の等級

The Grade Of Rausu Kombu

令和6年

羅臼元揃こんぶ及びみすじこんぶ製品規格

羅臼昆布の等級は昆布の色、厚み、形状、長さどに応じて1~5段階に分けられます。
一般的に等級が高いほど良い出汁が取れるとされており、1等級、2等級は贈答品や特別な料理の時などにも使われます。

天然昆布

養殖昆布

昆布等級別バンド

昆布の等級は、紐の色で確認できます。
一等は青、二等は赤、三等は紫、四等は茶と、ひと目でわかるようになっています。